保護者の方へ
10までの引き算:ブロックを取る・数を比べる
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「残りはいくつ?」と「いくつ多い?」は、同じ引き算で答えられることがあります。ただし、ブロックで表すお話は異なります。二つの遊びを通して、5 − 2 = 3の意味を確かめてみましょう。
数える場所を二つ用意する
年齢に合った大きめのブロックを10個までと、紙を2枚用意します。数を比べるときは、大きさのそろったブロックを選びましょう。列の長さと個数を混同しにくくなります。10まで数えるのが難しければ、まず5個までにします。時間を測る必要はありません。子どもが一つずつ指さしたり動かしたりできるようにします。
残りはいくつ? 5 − 2を順番に確かめる
紙の上にブロックを5個置き、一つにつき一回触れながら数えます。「5個あるね。ここから2個を紙の外へ動かそう」と伝えます。子どもが2個を動かしたら、紙の上に残ったものだけを「1、2、3」と数えます。その後で5 − 2 = 3と書きます。5は最初の数、2は取った数、3は残った数です。取った2個を戻し、3 + 2 = 5になることも確かめられます。
いくつ多い? 二列のブロックを比べる
上の列に5個、下の列に2個を並べます。列の始まりをそろえ、上下のブロックが一つずつ対応するように置きます。二組のペアができ、上の3個には相手がありません。「上の列は、下の列よりいくつ多い?」と聞きましょう。答えは3個で、これも5 − 2 = 3です。今回は何も取り去りません。全部で7個あることではなく、二つの数の差を調べています。この引き算の意味は、下の参考資料にあるNCETMの解説でも扱われています。
駐車場ごっこで遊ぶ
紙を駐車場、ブロックを車に見立てます。子どもは3台から10台までの車を置きます。大人が何台出発するかを話し、子どもがその数を別の紙へ動かして、残った台数を調べます。次は役割を交代します。別の回では二つの駐車場を作り、どちらが何台多いかを比べます。一度に二種類の質問をせず、まず「残り」の遊びを終えてから「差」の遊びへ進みましょう。
答えと説明付きの四つの問題
6 − 2 = 4:6個から2個を動かし、残った4個を数えます。7 − 4 = 3:7個と4個の列を対応させると、長い列の3個に相手がありません。5 − 0 = 5:車が1台も出発しなければ、台数は変わりません。4 − 4 = 0:4台すべてが出発すると、駐車場は空になります。一問ずつ出し、子どもが試してから答えを読みます。答えを言うだけでなく、ブロックでも示してもらいましょう。
間違えたときの声かけ
取ったブロックの数を答えたら、駐車場を指して「ここに残っているのはいくつ?」と聞き直します。数を比べるときの「全部でいくつ?」は別の質問です。間隔を広げた2個のほうが多く見える場合は、もう一度上下を一対一にそろえます。取るお話では、5 − 2をそのまま2 − 5に入れ替えることはできません。最初に5個あり、そこから2個取る順番を確かめます。
自分のお話を作って終える
最後に、子ども自身に5 − 2のお話を作ってもらいます。二つの意味を無理なく示せたら、10までの範囲で数を変えてみましょう。疲れたら、一回できたところで終えて構いません。保護者はその後、iPhoneやiPadのOtto Mathで引き算の本を選ぶこともできます。各本の最初の5ルートは無料で、それ以降はOtto Plusが必要です。実物のブロック遊びだけでも、一つの活動として楽しめます。